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クスリのはなし

お薬と相性の悪い飲み物・食べ物

2016年 11月16日 15:05

みなさんは、お薬を水またはぬるま湯で飲んでいますか?お茶やジュース、牛乳という方も意
外と多いのではないでしょうか。飲み物や食べ物の中にはお薬と相性が悪く、効果に影響する
ものがあります。代表的なものを一部紹介します。

緑茶

風邪薬や解熱鎮痛剤、アレルギー性鼻炎のお薬にはカフェインが含まれているものがあります。緑茶にもカフェインが含まれているため、緑茶で服用すると、カフェインの過剰摂取となり、頭痛や動悸などの症状を起こすことがあります。
緑茶の他にコーヒーや紅茶などにもカフェインが含まれているので注意しましょう。

グレープフルーツジュース

グレープフルーツは、血圧降下薬、脂質異常症治療薬などの効果を強めてしまうことがあります。これはグレープフルーツの成分がお薬の分解を妨げ、体内に分解されないままのお薬が増えて作用を強くするからです。

アルコール

飲み物の中でも、最も注意を必要とするのがアルコールです。アルコールを飲んでいるときにお薬を飲むと、効果が強くなったり弱くなったりすることがあります。特に、睡眠薬、精神安定剤などではお薬とアルコールの作用が重なり合い、中枢神経が高度に抑制されます。
その結果、意識障害を起こしたり、昏睡状態に陥ったりする可能性があるため、大変危険です。服用前後のアルコール摂取はやめましょう。

牛乳

牛乳などの乳製品には、カルシウムが多く含まれています。骨粗鬆症治療薬や抗生物質、便秘薬の中には、カルシウムと結合して吸収が低下し、効果が弱まってしまうものがあります。

納豆・青汁・クロレラ

納豆・青汁・クロレラには、ビタミンKが多く含まれています。ビタミンKは血液をサラサラにするワルファリンというお薬の働きを妨げ、効果を弱めてしまうので、絶対に摂取しないでください。

 

このように、飲み物や食べ物によっては、お薬の効果に影響を与えてしまうものがあります。

とても危険な状態を引き起こす場合もあるので、お薬はコップ一杯の水またはぬるま湯で飲

む習慣を身につけましょう。