血管外科

特色

動脈硬化症は高齢、糖尿病、透析、喫煙、脂質異常症などにより進行し、動脈瘤を形成したり、動脈閉塞により下肢虚血をきたしたりします。
当院のある北九州市八幡東区は高齢化が極めて高く、また当院は糖尿病内科や腎臓内科が多くの患者さんを診ており、必然的に高度の動脈硬化症患者さんが集中しております。
これに対し、救命や日常生活の活動性を向上させるために、必要があれば外科手術やカテーテル治療を行います。
特に、下肢閉塞性動脈硬化症、足壊死をきたす患者さんは糖尿病、腎機能障害、透析、冠動脈疾患、脳血管疾患などを高い確率で併存しており、当院はそれぞれの疾患に対する治療、管理ができる診療科がすべて存在している点が有利な点です。

診療担当表

 
午前   石田     石田

扱う疾患

  • 腹部大動脈瘤、末梢動脈瘤(動脈瘤切除再建、ステントグラフト内挿術)
  • 下肢閉塞性動脈硬化症(バイパス術、血管内治療、切断)
  • 下肢静脈瘤(静脈瘤抜去切除、レーザー焼灼術)

検査

  • 下肢血流検査(ABI 足関節上腕血圧比、SPP 皮膚灌流圧)
  • 超音波検査(エコー)
  • 画像検査(CT、MRI、血管造影など)

実績

2年間休診のため、直近のデータなし

こんな症状ありませんか?

2-300mも歩くとふくらはぎが痛くなる
下肢動脈が高度に狭窄しているか閉塞している場合、間欠性跛行(かんけつせいはこう)といって、痛みが出現すると一旦休んで、回復するとまた歩くことができるという症状が特徴的です。
こういった症状は下肢閉塞性動脈硬化症などが原因であることが多いですが、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきついかんきょうさくしょう)という整形外科の病気でも同様の症状を起こすことがあります。
このような症状を認める場合は一度、専門医による診察を受けることをお勧めします。
足先の傷が治らない
通常、下肢血流が良好である場合、傷は放っておいても大抵治るものですが、閉塞性動脈硬化症の重症者、しっかり糖尿病治療ができていない人、透析患者さんでは創傷治癒に充分な血流がないためや感染制御ができないため、いつまで経っても傷が治らず、場合によってはどんどん悪化し、敗血症にて死亡したり、救命のため、下肢切断せざるを得ない場合があります。
このような症状を認める場合はなるべく早く、専門医による診察を受けることをお勧めします。
下肢の静脈が浮き出て、瘤のようになっている。足が夕方になると重く、だるい
静脈には逆流防止弁がついており、心臓に向かって一方通行をするようになっていますが、立ち仕事が長かったりなどして逆流防止弁が壊れてしまうと、血液が滞ってしまい、むくみやだるさを生じてくることがあります。下肢静脈瘤とはこのような病気です。
日常生活に支障がなければ、敢えて外科手術を行う必要はありません。但し、症状がひどくなると下腿の色素沈着や皮膚潰瘍などを起こすこともあります。
心配な方は一度、専門医による診察を受けることをお勧めします。

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