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クスリのはなし

便秘でお悩みの方へ。便秘薬との上手なつきあい方

2017年 2月10日 14:33

便秘薬にもいろいろあることをご存知ですか?

ひとことに便秘といっても、そこには様々な原因、症状があるため、治療法も様々です。
薬を使う場合、症状にあった薬をきちんと選ばなければ、効果がないばかりでなく、下痢や腹痛などかえって苦しい思いをすることもあります。そこで、今回は代表的な便秘薬の種類について紹介します。

動きが弱まった腸に刺激を与え、動きを活発にさせることで、排便しやすくするタイプ

●刺激性下剤

効果がでるまでに通常6~8時間かかるため、寝る前に服用することで、翌朝の排便が期待できます。
しかし、長期間服用すると、腸が刺激に慣れてしまい、効果が弱まることがあります。
手術前日や症状を早く改善したい時に、処方されます。

便の水分量を増やし、かたい便をやわらかくすることで、排便しやすく
するタイプ

●塩類下剤

多めの水とともに服用すると、より効果的です。

長期間服用しても、効果は変わりません。

●膨張性下剤

作用がゆるやかで、2~3日間服用することで効果がでてきます。

継続して処方されることが多いです。

便秘は

生活習慣や食事の改善、ストレスの解消などにより、薬を使わなくても良くなることもあります。また、重大な病気が隠れていることもあります。
便秘薬を用いることで、便秘が改善したとしても、その後きちんとした排便の習慣が身につかなければ、何度も便秘を繰り返すことになります。原因や症状から、それぞれにあった改善法を見つけることが大事です。
お気軽に医師や薬剤師にご相談ください。 【製鉄記念八幡病院 薬剤部】