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Feature | 特集

はしか(麻疹) について 

2018年 4月27日 10:08

はしか(麻疹)の流行が報告されています。
それほど患者数が多くないにも関わらず、連日、ニュース報道が目立ちます。

はしかの特徴

はしかは感染力が極めて強く、免疫を持たない人は90%以上が発症します。
空気感染するので手洗いやマスクでは予防できません。ワクチン接種が唯一の有効な予防法です。日本では最近5年間、死亡例は出ていませんが、世界で9万人の乳幼児が死亡している恐ろしい
感染症です。

はしかの症状は

感染から10~12日後に、38℃前後の発熱、咳、鼻、結膜炎が3日間出現し、39~40℃の高熱
(2峰性発熱)と同時に顔面から全身に発疹が出現します。5%は肺炎や0.1%は脳炎を合併します。

患者の年齢層は0~1歳と20~40歳代がピーク

はしかワクチン(MRワクチン)は2006年から1歳と小学校入学前の2回定期接種が実施されています。抗体獲得率は99%です。
罹患患者の年齢層は0~1歳と20~40歳代にピークがみられます。
もし、乳児やワクチン未接種の妊婦に感染の心配があれば、未接種の家族に早期にワクチン接種を行うことをお勧めします。

(小児科部長 魚住 友彦医師に聞きました)