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カラダにやさしいレシピ

中食・外食をする時のヒ・ケ・ツ

2020年 7月10日 10:33

手軽に利用できる中食・外食は高齢者や単身世帯、共働き家庭の強いミカタです。
一方で塩分や脂肪分、カロリーが高く、栄養バランスが偏りやすいデメリットもあります。
上手に取り入れましょう。

中食(なかしょく)・外食(がいしょく)とは

【中食】スーパーやコンビニ、デパ地下などで、総菜や弁当など調理済みの食品を購入して、
持ち帰って食べること

【外食】食堂やレストランなどで食事をすること

中食でオススメは?(弁当編)

野菜が多く、比較的バランスの良いのは「幕の内弁当」です。
ただし、①漬け物や梅干しを残す、②塩分が高いおかず1品(塩焼きや練り物)を控える、③付属の調味料(しょうゆ、ソースなど)を使用しないなどに気をつけましょう。

中食で気を付けることは?(総菜編)

①市販のおにぎりは塩分が高めなので、主食のご飯だけは自分で用意しましょう 
②主菜を1品、副菜を1~2品選びましょう、③煮魚や煮物といった同じ調理方法の総菜は重ならないように。

外食のポイントは

■食事量を調節する(例)主食(ご飯・麺など)量を店員にあらかじめ頼んでおく
■塩分をカットする(例)味噌汁・麺の汁を残す。漬物を残す。
■油分をカットする(例)天ぷらの衣をはがす。ドレッシングをかけ過ぎない。タルタルソースを残す。
■野菜料理を追加する(例)サラダバー、おでん(大根・こんにゃく)
■栄養成分表示(カロリー、塩分など)を確認する習慣をつける。

(製鉄記念八幡病院栄養管理部 福田陽子管理栄養士)

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