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リハトレ

認知的フレイルを予防しよう!

2022年 2月14日 10:51

認知フレイルとは

高齢になると社会的なネットワークは減少傾向にあります。
行動範囲が狭くなると孤立しがちで、身体的虚弱(フレイル)だけでなく、認知機能障害を伴う
認知フレイル
を抱える方が多くなると言われています。
厚生労働省では週に1回以上、外出しない状態を「閉じこもり」の目安にしています。
活動が少ない状態が続くと、心身機能が低下し、寝たきりや要介護状態になるリスクが高まります。閉じこもりを予防し、社会的なつながりをもつことが重要とされています。

閉じこもりを予防するには

Try!コグニサイズ

コグニサイズとは「コグニ」(コグニション=認知)+「サイズ」(エクササイズ=運動)を掛け合わせた造語です。
認知課題(頭を使う課題)と運動課題(体を使う課題)を両方同時に行うことで、認知症予防や
心身機能を効率的に上げる複合的プログラムです。

数字を数えながら左右交互にももを上げ、3の倍数で手をたたきます。
※3の倍数に慣れてきたら、数字を変更するなどして難易度を上げて行いましょう。
毎日、少しずつでもいいので続けましょう。

(製鉄記念八幡病院 リハビリテーション部監修)

 

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