広報Report
意外と摂っている砂糖。「見える化」してみよう
2018年 2月01日 13:45
1日砂糖25gが目安
WHO(世界保健機関)は1日の砂糖摂取量の目安を、1日に摂る総エネルギー量の5%未満に
抑えるべきというガイドラインを発表しました(2015年3月)。
これは砂糖25グラムに相当し、スティックシュガーで換算すると8本分となります。
気になるあのスイーツには、どれだけの砂糖が含まれているのでしょう。
※下記は目安です。微糖・無糖の場合はこの通りではありません。
あんパン(1個) どら焼き(1個) ショートケーキ(1個)
スティックシュガー×10本 スティックシュガー×10本 スティックシュガー×8本
プリン(1個) コーラ(500㎖) 缶コーヒー(185㎖)
スティックシュガー×6本 スティックシュガー×18本 スティックシュガー×4本
「無糖」「ノンシュガー」って、本当に砂糖ゼロ?!
100グラムあたりに含まれる糖分が0.5グラム未満であれば、このような表示ができる
決まりがあります。無糖やノンシュガーだからと、安心して食べ過ぎたり飲み過ぎると、
砂糖の多量摂取になってしまいます。ご注意ください!
砂糖を過剰摂取すると
「肥満」 肥満は高血圧や糖尿病といった、生活習慣病を引き起こす要因になります。
「虫歯」 虫歯菌は砂糖を栄養源として増殖します。
「集中力の欠如」砂糖の消化に必要なビタミンB群やカルシウムなどの栄養素が不足し、
イライラしたり気持ちが落ち込みやすくなります。
間食はできるだけ毎日の習慣にせず、甘い物が食べたくなったらフルーツや乳製品、
シュガーレスの食品をうまく活用しましょう。
(製鉄記念八幡病院 栄養管理部)