リハトレ
-肩関節編-
2016年 11月25日 13:55

肩(けん)甲骨(こうこつ)は腕を大きな範囲で動かすために、非常に重要な役割を果たします。肩甲骨の動きが悪くなると、腕が上がりにくくなり、肩の痛みや凝りなどの原因にもなります。今回は肩甲骨の動きを改善し、不良姿勢や肩凝りの解消にも効果的なストレッチ方法をご紹介します。
① くび倒しストレッチ
首を横に倒して頭を傾けます。反対側の肩を下げるようにすると、より効果的です。
② 肩甲骨開きストレッチ
手の甲を合わせて少し体を前に倒して、腕を斜め下に突き出します。両側の肩甲骨を離すイメージで。
③ 体側伸ばしストレッチ
腕を交差させて手を組み、上に上げます。そのまま体を横に倒していきます。
④ 肩甲骨寄せストレッチ
体の後ろで手を組み、胸を張って肘を伸ばし、手を上げていきます。両側の肩甲骨を寄せるイメージで。
◆memo
1つの動きには10秒程度、ゆっくりと時間をかけて2~3セット程度行います。動かす範囲を少しずつ大きくするように、意識しましょう。動きの最中に、息を止めないよう注意してください。
※やみくもに動かせば良いというものではありません。強い痛みがある場合や、腫れ・熱感などがある場合には、早期に専門の医療機関を受診することをおすすめします。
【監修】理学療法士 林 雄李(はやし ゆうり)