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「1年目看護師の奮闘日記 2020③」先輩看護師に今、聞きたいコト。

2020年 8月17日 13:06

1年目看護師→4年目の看護師へ。今、先輩に聞きたいコト

「1年目看護師の奮闘日記2020」を担当している古屋看護師。入職して4か月がたち、任される仕事が増える一方で、いろいろな悩みも出てくる時期のようです。
そこで、2017年に「1年目ナースの.365日日記」を担当してくれた田中理紗看護師に、今の思いや悩みを打ち明けました。

(古屋)就職して4ヶ月がたちますが、2年目・3年目を迎える自分が想像できません。田中さんは1年目の間にこうしておけばよかった、知っておきたかったと思うことはありますか? 

(田中):1年目の時はとにかく分からないことや疑問に思ったことをすぐ調べるか、先輩に聞
くようにしていました。2年目になって先輩のフォローも外れ、1年目より何となく先輩に聞きづらいなって思うことがあったので、フォローのついている今、たくさん知識や技術、不安なところを解消して無くしていった方がいいと思います!
あとは自分なりにノートをまとめることがおススメかな。
簡単でいいので、初めて担当した検査出しや入院の流れをまとめておくと、頭に入るので次に役立つと思います。古屋さんはちゃんと質問ができているから、継続していけば立派な2年目になれるよ!

(古屋)先日、看護師の責任の重さを痛感する出来事がありました。
初めて身をもって実感した責任の大きさに「看護師という仕事に自分は向いているのかな」と不安を感じるきっかけにもなりました。
田中さんはリーダー業務もこなして、日々責任のある立場にいると思うのですが、いつも明るくて周りも笑顔にしてしまうところがかっこいいと尊敬しています!
田中さんは私のような悩みを感じることはありましたか?
のとき、どのようにして乗り越えましたか?

(田中):とくに1年目はめちゃくちゃ悩み、あったよ! 悩みは今もあるよ(笑)!。
1年目の夏頃、いろいろな技術を自立していく上で、他の同期の看護師と自分を比べて、自分が嫌になって辛いなあと思ったりしました。その時、当時の主任さんが話を聞いてくれました。自分の経験談も話してくれて、「みんな通ってきた道なんだ」と思い泣いたことがあります。これが「前に進もう」って思えるきっかけにもなりました。同期や先輩、両親の支えもあって乗り越えられました!

本当に看護師は責任も重いし、年数を重ねるごとに業務も増えて、負担になることも多いけれど、患者さんも辛くてきついと思うから。その分、患者さんやご家族から感謝されることも多いです。
私は今まで続けてこられたのは同期のおかげと思うから、古屋さんも今の同期と仲良く、大切にね! 1年間、今が1番辛いと思うけど1番忘れられない年になると思う! Fight!


  (左)田中理紗 4年目看護師 (右)古屋葵 1年目看護師

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