ごあいさつ

日頃より製鉄記念八幡病院をご利用いただき心より感謝申し上げます。
10年間、理事長を務められました土橋卓也先生が退任され、本年4月より理事長を拝命し、理事長・病院長を兼任することとなりました。皆様のご指導、ご協力を得ながら邁進したいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
2025年は団塊の世代すべてが75歳に至り、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢社会に突入します。また団塊の世代ジュニアも2040年には65歳以上となり、今後高齢化は加速し、医療・介護体制の不足することが懸念されています。
製鉄記念八幡病院は120年以上の永きにわたり、地域に根差した病院として愛され、32診療科をもち、脳卒中、虚血性心疾患など心血管疾患、腎不全、整形外科疾患、感染症、がん診療などの急性期疾患を中心に地域支援病院として高度な医療を提供してきました。一方で、地域包括ケア病棟や訪問看護ステーションを有しており、自宅や施設で暮らせるまでの橋渡し役として、高齢者の方々にも安心できる診療の提供が可能となっています。
「皆さまが安心できる医療を提供し、地域社会に貢献する病院をめざします」という当院の理念にもとづき、120年前もそして今後も地域に密着した診療を行っていきますので、変わらぬご支援をお願いいたします。
2025年4月1日
理事長・病院長 柳田太平(やなぎだ たいへい)