広報Report
「1年目ナースの365日日記⑧」4月からは先輩になる田中Ns.にインタビュー
2018年 3月12日 10:02
今年度、「1年目ナースの365日日記」を担当してくれた田中理紗さん。ホームページやFacebookに記事があがるたび、ページビュー・いいね数がグッと伸びました。FB初登場のときのリーチ数4,500は、当院FB歴代1位の数字です。
緊張の春、泣いて凹んだ夏、意識を変えてがんばった秋、笑顔で乗り越えた忙しい冬。いろいろなことを経験して、成長した田中理紗ナースに直撃インタビューしました!
Q.看護師1年目が終わろうとしています。まずは田中さんの一番つらかったこと、教えてください。
田中Ns. 「わたし、この仕事向いてないな」と思う出来事があって、夏頃が一番きつかったですね。そろそろ先輩のフォローから外れて自立する時期なのに、まだまだ私は不安要素があって。
同期と比べ、劣っている自分に焦って、とても辛かったです。
Q.どうやって乗り越えたのですか。
田中Ns. 病棟の先輩が「この経験は絶対、これから役に立つよ。大丈夫だから」と励ましてくれました。消極的な態度になってしまった時もありますが、この一言で楽になりました。それまで、先輩に質問するのに少し遠慮があったのですが、「何でも聞いて、何でも相談しよう」と態度を変えました。秋になる頃には少し、自分が変わった気がします。
Q.一番うれしかったことは何ですか?
田中Ns. やっぱり患者さんからいただく「ありがとう」はうれしいです。先日、1年目看護師の最後の研修があり、病棟の先輩からメッセージカードを頂きました。「頼りにしています」「田中さんの笑顔で安心する患者さんがいるよ」というコメントを読んで感激しました。
Q.先輩はよく見てくれていますね。
田中Ns. ありがたいです。いつでも笑顔でいよう!と決めました。
Q.一番力になった研修は?
田中Ns. 採血とか点滴実習とか、技術研修はすべてためになりました。看護師に成り立ての頃、ドキドキしながら行った採血も、今は苦手意識を克服しました。
Q.1年前の入社したての自分に、もし今の田中さんが言葉をかけてあげるとしたら、何と言いますか?
田中Ns. 「初めは不安も緊張もあるし、責任も重い仕事だけど、何があっても辞めずに頑張ったら、絶対いいことあるよ」と言いたいです。あと「きつい時はきついと言ったほうがいい」ということも伝えたいです。私はそんなときは同期や家族に話を聞いてもらい、乗り越えられました。
Q.いよいよ春から2年目です。後輩も入ってきますね。
田中Ns. この1年は本当に早かったです。後輩から「聞きやすい」「相談しやすい」と思われる2年目ナースでいたいです。その前に、聞かれたことにきちんと答えられるように準備しないとですね(笑)。
ありがとうございました。次回は後輩が入ってからの田中Ns.にスポットを当てさせてくださいね(笑)
(聞き手・製鉄記念八幡病院広報担当)