腎センター

 CKDの多くが高血圧・糖尿病といった生活習慣病を原因としています。健康寿命を延ばすため、CKDの進行を早期から予防し、心血管病の合併や末期腎不全(透析)を阻止することが重要です。加えて、末期腎不全になったとしても、透析や腎移植とともに命を、健康を維持することができます。
 腎センターでは、血液透析、腹膜透析の治療・管理に加え、慢性腎臓病(CKD)重症化予防指導、腎代替療法支援などを、医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士、理学療法士など多職種で総合的に取り組んでいます。

血液透析(HD)

  • 血液透析ベッド数 52床(月水金 AM/PM、火木土 の3クール)
  • 外来維持透析 90人(2026年4月現在)
  • 急性期入院透析 20人
  • シャントPTA 年間200~250件(医師+臨床工学技士で施行)

▼腎臓リハビリテーション
理学療法士の協力のもと、2024年より血液透析中のリハビリテーションを行っています。対象患者は順次拡大しており、「透析時運動指導等加算」の算定にかかわらず透析患者のサルコペニア対策としてリハビリに取り組んでいます。

▼フットケア
月1回の定期的な足病変チェックを行い、血管外科(血行再建)、形成外科(創傷治療)への早期紹介を行っています。

腹膜透析(PD)

  • 患者数 22人(2026年4月現在)
  • PD外来 医師、腎センター看護師、臨床工学技士、医師事務作業補助者による多職種体制をとっています。

▼「八幡おうち透析ネットワーク」

  • 腹膜透析を地域で支えられるエリアにすることを目的に、近隣の訪問看護ステーションや介護施設、在宅医療機関の方々へ向けての腹膜透析勉強会を定期開催しています。

療法選択外来

水曜午後に、医師・腎センター看護師、管理栄養士による腎代替療法選択外来を行っています。原則2回をセットとし、患者さんの身体・生活状況や環境を考慮しながら、SDM(Shared desicion making)に則り血液透析、腹膜透析、腎移植について医療者・患者さん・ご家族と一緒に検討します。
腎移植の場合は、連携する腎移植実施病院への紹介をしています。
※ 2025年療法選択外来実績 82人