腎センター
慢性腎臓病(CKD)の多くが高血圧・糖尿病といった生活習慣病を原因としています。CKDの進行を早期から予防し、心血管病の合併や末期腎不全(透析)を阻止することが健康寿命を延ばす重要なカギとなります。
腎センターでは、血液透析、腹膜透析の治療・管理に加え、CKD重症化予防指導、腎代替療法選択支援などを、医師、看護師、臨床工学技士、管理栄養士をはじめとする多職種で総合的に取り組んでいます。また、腎臓病教室「腎臓病そらまめ教室」も年4回開催しています。
透析療法は、血液透析ベッド52床を有し、外来維持透析90名、急性期入院透析20名、腹膜透析20名の規模で行っています。透析導入、維持透析管理を行うほか、バスキュラー・アクセス治療(年間約200件)、その他合併症に対する治療を、近隣医療機関と緊密に連携し実施しています。
腎センター長 大仲 正太郎