腎臓内科

特色

腎センター

検尿異常(尿タンパク、尿潜血)や腎機能障害に対して、腎生検(組織診断)などによる原因診断、治癒を目指した治療、慢性腎臓病(CKD)進行抑制のための積極的な腎保護療法を、かかりつけ医との連携のもと行っています。
腎不全となった方に対しては、腎代替療法を選択する支援を行っており、血液透析、腹膜透析の双方を選択できる体制をとっています。腎移植を希望される方には、移植医療機関への紹介をしています。
血液透析においては、内シャント・人工血管内シャント造設、動脈表在化、長期留置カテーテル留置などの手術に対応し、シャント不全に対してPTA(血管内治療)を行っています。

診療担当表

 
外来 午前 柳田/吉住 柳田/大塚 大仲 大仲/
吉澤
柳田/松島
専門外来 午後 糖尿病透析
予防外来
- CAPD外来 CAPD外来
腎代替療法
外来
-

扱う疾患

外来 慢性糸球体腎炎、IgA腎症、急速進行性腎炎、ネフローゼ症候群、間質性腎炎を含む腎炎、慢性腎臓病(CKD、早期~末期)、糖尿性腎症、腎硬化症、多発性嚢胞腎
病棟 腎生検(組織診断)
IgA腎症に対する扁桃摘出+ステロイドパルス療法(扁桃摘出は耳鼻科にて)
腎炎に対するステロイド治療、免疫抑制療法
バスキュラーアクセス手術(内シャント、人工血管内シャント造設など)
慢性腎臓病(CKD)への支援
血液透析、腹膜透析の導入、在宅支援
腎センター
  • 血液透析
  • 特殊アフェレーシス(炎症性腸疾患に対する白血球除去、エンドトキシン吸着)
  • 血漿交換
  • 腹膜透析

実績

  2022 2023 2024
透析 導入数 42 43 40
維持 透析数 67 68 88
CAPD(携帯式腹膜透析)導入数 3 3 4
CAPD(携帯式腹膜透析)患者数 15 17 16
腎生検 件数 18 30 29
手術  件数 107 91 90
PTA(経皮的静脈拡張術) 件数 168 223 213

こんな症状ありませんか?

足がむくむ
足のむくみは、心臓、肝臓、腎臓などの病気で起こることがあります。高齢の女性が足のむくみを自覚することがありますが、すねの前を10秒ほど押さえて、指の形にしっかりへこむ場合は腎臓の機能が悪いか、尿に蛋白が出ている場合があります。
尿が泡立つ
排尿時に泡が立つことがありませんか?特に男性は尿が泡立つことが多いと思います。しかし泡が10-15分たっても消えない場合は、尿に蛋白が混じっている可能性があります。泡立ちがひどい場合はネフローゼ症候群になっていることがあります。
体重が急激に増加する
足のむくみだけでなく、全身がむくむと体重が1週間単位で数キロも増えてしまうことがあります。この際も腎臓の機能が悪いか、尿に蛋白が出ている場合があります

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